佐伯香也子のブログ

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ブログ引っ越しのお知らせ

このFC2ブログは、設定が本格的すぎて、私のように疎いものにはなかなか使いこなせない。
アクセス解析と画像アップがどうしてもうまくいかないし、記事を書くのもワンクリックというわけにいかない。
上部にツールバーをつけて、画像やプロフや作品リストなどにすぐ行けるようにしたかったのだが、無理だったw

それで、’14年6月9日をもって、エキサイトブログへ引っ越すことにした。

「作家・佐伯香也子のブログ」
http://author8ks.exblog.jp/

こちらのIDも削除はしないので、いただいたコメントもそのまま残る。
新しいブログでも、変わらぬご愛顧をいただければ幸いである。

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暴力映画三本立て

18歳のころ、いわゆる名画座といわれるようなところで、70年代に作られた映画の三本立てを見た。

水谷豊主演 「青春の殺人者」
松田優作主演「俺たちに墓はない」
緒形拳主演 「復習するは我にあり」

どれも男の暴力性をテーマにしたもので、18歳の女の子が観るようなものではない。
実際、観客はオジさんやお兄さんばかりで、女性は私一人だった。
昼間だったので別に怖くはなかったが、今考えると危なかったかもしれない。

「青春の殺人者」は、さしたる理由もなく親を殺してしまう青年の話。
理由もなければ、殺した後のダメージの受け取りも拒否している。
どこまでいっても大したことのない日常が続いていく。
でも、一番心に残っている名作。

「俺たちに墓はない」は、悪党二人(松田優作、志賀勝)が組織暴力団を壊滅させる痛快劇。
主演の二人より、ダイナマイトを事務所に投げ込まれて大けがをする石橋蓮司(暴力団の若頭?)がよかった。
全身包帯だらけで松葉杖をつきながら、大人のおもちゃ屋さんへ行くのだ。
そして店員に何種類ものバイブレーターを並べさせたあげく、
「もっと、グルグル回るヤツはないのか」
と、イライラした調子で訊く。

怪我をしてまともに性交できないから、自分の代わりをしてくれるものが欲しいんだなと観客は分かるわけだが、18歳だった私は大笑いしながらも、
「男って、そうまでして女性としたいものなんだ」
と驚いた。

「復習するは我にあり」は、正直言ってすっかり忘れた。
ただ一つ印象に残っているのは、小川真弓と北村和男のこたつでの性行為。
二人とも着物姿で、最初はこたつに下半身を入れた状態で横たわりながら話をしているのだ。
しかし次第にこたつが揺れはじめ、小川真弓を背後から抱いた北村和男が、手で女性器を刺激してイカせるのである。
小川真弓の息づかいが本当に素晴らしく、思わず引き込まれた。
へんな話だが、これだと冷えなくていいなと思った。


暴力というか、圧倒的な力にひどく憧れた時期があった。
破壊シーンや殺人シーンをみると、快感を覚えた。
私は自分を、まちがって女に生まれてしまったのだと思っていたし、男というものに強く惹かれた。
それは恋愛感情以上のものだった。
私は男になりたかったのだ。

今はすっかり、「女に生まれてよかった」と思っているが、そんな不毛な時期もあった。
NHKの連ドラ「花子とアン」で優しいおじいさんをやっている石橋蓮司と、「相棒」の水谷豊を続けて観てしまって、ふと思い出した。

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Kindle電子書籍の売り上げアップ

このところ〆切りが多かったので、9月29日の「一ヶ崎 小暮医院」以来、新刊を出してなかった。
そしたら、11月の売り上げが7分の一ばかりダウンした。

電子書籍を始めるときに、制作の二木さんから、
「新刊は月に2冊のペースで出しましょう」
というアドバイスをいただいた。
9月まではそれを忠実に守っていたのだが、10月、11月と途切れてしまったのだ。
こんなに如実に結果に現れるものなんだと思った。

また『マニア倶楽部』で連載が始まるので、今後〆切りがなくなる事はないだろうし、その他の用事もふえてきた。
TwitterやFacebookでマメに記事を更新しつつ、新刊もだして行くとなると、ちょっと時間の使い方を考えないとダメなようだ。

コメント返しで時間をとられたんじゃ本末転倒だし、そういう「人付き合い」でストレスをためるのも愚かだ。
もう一段自分をレベルアップさせて、たくさんのことを一度にこなせるようにしていかないとな〜


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「きんどるどうでしょう」インタビュー

「きんどるどうでしょう」さんのサイトに、私のインタビューが掲載されている。

http://kindou.info/category/kdpfrontier

おかげさまで、『折り鶴』の売れ行きも好調だ。
今朝から午後にかけては、ランキング1位をキープしていた。

私の答えを抜粋してみる。
できるだけすっきりと短めに、しかし多くの情報を伝えようと苦心したのだけれど、うまくいっただろうか。


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――この作品を書いたキッカケを教えてください

男性の官能作家がお書きになる女性について、私はつねづね不満を持っていました。すべてがそうではありませんが、「男は、よくこんな薄っぺらで現実味のない女に欲情できるわね。これじゃあ濡れたものも乾くわよ!」と、少なからぬ憤慨とともに思っていたんです。

そういう不満が募って、「それなら、リアルだと思うものを自分で書こう」と思ったのがキッカケでした。
薫が要求してくるSM行為は、小夜にとってすごく怖いことなんだけれども、好きな男のために彼女は勇気をふりしぼって大事な自分を手放すわけです。その瞬間の、女の子の何とも言えないけなげさとか気高さ、そして独特の虚無を描いてみようと思いました。


――小説を書き始めたキッカケはなんですか?

ものすごく空想好きな少女だったんです。で、頭の中だけで綴っているのに飽き足らなくなって、小学校5年のときに、初めて小説らしきものを書いてみました。
でも、妄想だけではストーリーをつくることができなくて、「まだダメだ、小説を書くには早い」と思いました。
その後、たくさん本を読み、やっと人に読んでもらえるようなものが書けるようになったのは高校生の時です。初めて書いたまともな小説はSFでした。
断片でしかなかったものが、一つの世界となって姿を現し始めた時の喜びは、ほかに例えようがありませんでした。


――小説を書くときのこだわりってありますか

「こだわり」というより「心構え」なのですが、対象のもっとも深部の真実を見るようにしています。表面に現れるのは物事のほんの一部でしかなく、それが本当はどういう意味を持つのかということを理解していないと、良い小説は書けないような気がするのです。

伏線やどんでん返しといった小説を書くテクニックも大事なのですが、作者が対象のどのレベルにアクセスするかによって、物語の深みや広がりが大きく変わってきます。リアリティーも、これによって生み出されます。

官能小説だからといって、作者みずからが卑下したりなめてかかったりするのはまちがいです。性というのは、誰の人生にも大きくかかわってくる重要な要素ですし、男性主導できたこの分野に、女性として真っ向から取り組むことは非常に意義があります。

性的快楽に対する熱い気持ちを忘れずに、物語として読み応えのあるものを書いていけたらと思っています。

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