佐伯香也子のブログ

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5/12発売『美人秘書監禁!甘美な拷問』

5月12日発売予定のマドンナメイト文庫『美人秘書監禁!甘美な拷問』(二見書房)が、すでにAmazonで予約を開始している。

自分でつけた最初のタイトルは『翡翠迷宮』だったのだが、編集部の方針で上記のようになった。
表紙写真は二見書房の社長が選んでくださったものである。
撮影者の酒井孝彦氏は、東京工芸大学の准教授。
先生の作品集はこちらからご購入いただける。
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_ss_ime_fb_0_4?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Ddigital-text&field-keywords=%E9%85%92%E4%BA%95%E5%AD%9D%E5%BD%A6&sprefix=%E9%85%92%E4%BA%95%E5%AD%9D%E5%BD%A6%2Cstripbooks%2C250&rh=n%3A2250738051%2Ck%3A%E9%85%92%E4%BA%95%E5%AD%9D%E5%BD%A6

既刊の小説とは作風が違うということで、表紙のデザインはだいぶご考慮いただいている。


最初から最後まで、美しくもハードな責めがたっぷり。
責めシーンだけ飛ばし読みする人も、じっくりストーリーを味わいながら読む人も、両方ご満足いただけるように描いたつもりである。

美人だって、醜男を愛することがある!
怖くたって、感じてしまうときがある!

M女性の幸福とは何か。
それを徹底的に追及した、佐伯香也子の耽美SM小説。


二見書房のサイトはこれ。
Amazonへのリンクもある。
http://madonna.futami.co.jp/mad_book.php?isbn=9784576140575

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今年の薔薇の一番咲き

今年の薔薇の一番咲きはガブリエルだった。
青薔薇のヘブンシリーズの一つなので、真ん中に美しい紫色が入る。
香りも、それはそれは素晴らしい!

ガブリエル


陽気が良くなってくると、虫たちも活動が活発になってくる。
防虫駆除がなければ、ガーデニングは本当に楽なのにと、いつも思う。

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眠気覚ましの花

5月12日発売のマドンナメイト文庫『美人秘書監禁!甘美な拷問』は、原稿書きのときよりもゲラ校正のほうが時間がなくて大変だった。
毎晩、夜中の2時とか3時まで仕事をした。
夜更かしも早起きも苦手なので、普通は12時ごろまでに寝て、7時くらいまでに起きる。
だから夜中の1時を過ぎるとだんだん眠くなって、頭も体も動かなくなってしまう。

が、しかし!
今回、育てている鉢植えのサルジアンスキアが助けてくれた!

この花は夜行性で、夜に満開となる。
別名ムーンライトフレグランスと呼ばれるくらい、素晴らしい芳香を放つ。

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せっかくよい香りで咲いているのだから仕事のお伴にと思って、ある晩部屋の中へ鉢植えを入れてみたところ、全然眠気がこない!

理由はよくわからないのだが、素晴らしい香りに感激し、
「ああ、なんて素敵な香りなんだろう!
 まるで花いっぱいのリゾートホテルに来たみたいじゃないか〜」
と思ったのが良かったのかもしれない。
つまり軽い興奮状態だったのである。

これに味をしめて、それからゲラの校正が終わるまでの一週間ほど、毎晩部屋の中に鉢植えを入れた。
1センチばかりの小さな花なのに、寝る前にベランダへ戻しても朝まで香りが消えなかった。

作業が終わって、あとは発売を待つばかりになった今、もしかしたら香りに興奮したから眠くならなかったのではなく、サルジアンスキアの精が私に力を貸してくれたのかもしれないと、ふと思ったりもするのだ。
もちろん証明などできないが、「甘美な拷問」が花の助けを借りて仕上げた小説だというのは確かな事実なのである。

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「ペイン・クリニック」シリーズ2冊

M女性が熱望する痛みとか拘束感とか屈辱感を、安全に与えてくれる場所があったらいいなという思いつきから生まれたシリーズで、初めて書いたのは6〜7年前のことだ。

「ファイル1若菜」「ファイル2詩穂」は、続けて一気に書いた。
その後何度か手を入れ、今の形ができあがった。

M女性の希望やその理由をじっくりと聞いてくれて、お医者さんが患者を治療するように、自分の欲望抜きで100%願いを叶えてくれるS男性というのは理想だと思う。
だからこそ、そう簡単には出会えない。

じゃあ、せめて小説の中でそれをやっちゃえというのがコンセプトだ。


「若菜」は、規則の厳しい女学校で、針によるきついお仕置きを受けるという妄想をずっと抱いてきた、可愛らしい大学生である。
知的で優しい、経験豊富なドクター堂島が、彼女の妄想以上にしっかりと夢を実現してくれる。
未経験だから生まれる不安や、突拍子もない妄想を、初々しく描いてみた。

「詩穂」は、世界中を飛び回る、ガラス細工のような繊細な美しさを持った画商である。
知的で成熟した女性というのは、男性への要求が厳しい。従って、なかなか自分を預けるに足る男性に出会えない。
そこで「ペイン・クリニック」に通い始めるのだが、彼女の妄想は「専制君主によって拷問される奴隷」だった。
威厳ある風貌のドクター不動は、彼女の思い描く世界の君主像を見事に体現してくれる。
鞭で全身を打たれたうえに、焼きごてを体中に押し当てられた詩穂は、次第に陶酔してゆく。
「大人の女性だったらこうよね」という雰囲気を、ふんだんに込めた。

「若菜」はSM同人誌『イシスの裏庭』に掲載したものを、また少し改変してある。
「詩穂」は、まだどこにも載せていない眠っていた作品で、本邦初公開になる。

暗黒少女絵画の第一人者・古川沙織さんによる淫靡で華麗な表紙絵も、大いにお楽しみいただければと思う。
今回も制作の二木寸志さんが、大変素晴らしいセンスで表紙を作ってくださっている。







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プレイの発想

「作品の着想はどこから得ているのか」「書くために現場取材はするのか」というご質問を、Twitterでいただいた。
文庫本のゲラの著者校正が終わったばかりで、思考が散漫になっているが、少しだけ書いてみたい。

Twitterでの回答とダブるが、現場取材はまったくしない。
ショーは2回しか見た事がないし、SMバーに行ったのはたしか3回ほど。
フェチ・フェスの類いには、一度も参加した事がない。

小説を書くために必要なことは、そうしたところとはまた別の場所にあるのだ。

なぜSM的行為で快感が得らるのか。
人間が性的快感を得ようとする理由は何か。
性の快楽は人に何をもたらすのか。
男とは何か。
女とは何か。

上記のような事が理解できていれば、この目的のためにはこれがいいというふうに、自然とプレイが浮かんでくる。
人物設定をして、物語の舞台を決めれば、主人公たちが勝手にプレイを始めてくれる。
私はその物語世界に深く入り込み、登場人物と一体になって、彼らの経験や感情を言葉に置き換えていけばいいのである。

もちろん、プレイ画像や実践なさっている方々のお話などは参考にさせていただくが、それをそのまま写し取って書くわけではない。
「物語」という種子を育てるための肥料のようなもので、よりいっそうのリアリティを出すための助けにはなっても、そこから主題を思いつくことはまずない。
むしろ哲学書や心理学関連書籍のほうが、ずっと役に立つのである。

しかし、これは私の場合であって、他の官能系作家の方々がどうやって物語を紡いでいらっしゃるかは分からない。
多分、私のやり方はかなり特殊なのではないかと思う。




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