佐伯香也子のブログ

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「きんどるどうでしょう」インタビュー

「きんどるどうでしょう」さんのサイトに、私のインタビューが掲載されている。

http://kindou.info/category/kdpfrontier

おかげさまで、『折り鶴』の売れ行きも好調だ。
今朝から午後にかけては、ランキング1位をキープしていた。

私の答えを抜粋してみる。
できるだけすっきりと短めに、しかし多くの情報を伝えようと苦心したのだけれど、うまくいっただろうか。


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――この作品を書いたキッカケを教えてください

男性の官能作家がお書きになる女性について、私はつねづね不満を持っていました。すべてがそうではありませんが、「男は、よくこんな薄っぺらで現実味のない女に欲情できるわね。これじゃあ濡れたものも乾くわよ!」と、少なからぬ憤慨とともに思っていたんです。

そういう不満が募って、「それなら、リアルだと思うものを自分で書こう」と思ったのがキッカケでした。
薫が要求してくるSM行為は、小夜にとってすごく怖いことなんだけれども、好きな男のために彼女は勇気をふりしぼって大事な自分を手放すわけです。その瞬間の、女の子の何とも言えないけなげさとか気高さ、そして独特の虚無を描いてみようと思いました。


――小説を書き始めたキッカケはなんですか?

ものすごく空想好きな少女だったんです。で、頭の中だけで綴っているのに飽き足らなくなって、小学校5年のときに、初めて小説らしきものを書いてみました。
でも、妄想だけではストーリーをつくることができなくて、「まだダメだ、小説を書くには早い」と思いました。
その後、たくさん本を読み、やっと人に読んでもらえるようなものが書けるようになったのは高校生の時です。初めて書いたまともな小説はSFでした。
断片でしかなかったものが、一つの世界となって姿を現し始めた時の喜びは、ほかに例えようがありませんでした。


――小説を書くときのこだわりってありますか

「こだわり」というより「心構え」なのですが、対象のもっとも深部の真実を見るようにしています。表面に現れるのは物事のほんの一部でしかなく、それが本当はどういう意味を持つのかということを理解していないと、良い小説は書けないような気がするのです。

伏線やどんでん返しといった小説を書くテクニックも大事なのですが、作者が対象のどのレベルにアクセスするかによって、物語の深みや広がりが大きく変わってきます。リアリティーも、これによって生み出されます。

官能小説だからといって、作者みずからが卑下したりなめてかかったりするのはまちがいです。性というのは、誰の人生にも大きくかかわってくる重要な要素ですし、男性主導できたこの分野に、女性として真っ向から取り組むことは非常に意義があります。

性的快楽に対する熱い気持ちを忘れずに、物語として読み応えのあるものを書いていけたらと思っています。
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